家づくりで失敗しないためには情報収集と比較検討が大切です。
とはいえ、家づくりにかける時間があまりないという人も多いのではないでしょうか?
今回は家づくりの情報収集を効率的に行うために112万人以上の人が使っていると言われているタウンライフ家づくりのレビューを紹介します。
私は2021年にマイホームを建てましたが、当時はタウンライフ家づくりの存在を知らず、家づくりに多大な時間と労力を消費して苦労した経験があります。
そんな私がタウンライフ家づくりが本当に役立つのかどうか、実際にサービスを利用してみて検証してみました!
この記事を読めばタウンライフ家づくりのメリット・デメリットや有効な使い方がわかるようになりますので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
タウンライフ家づくりとは?
タウンライフ株式会社が運営している、複数のハウスメーカーから一括で資料請求できるサービスです。
- web上で、エリア、間取り、資金計画、こだわりなどを入力することで、全国600社以上(2022年1月時点)の会社から無料でプランを依頼することができるサービス
- 希望に沿った間取り、総費用、土地探しまで一括でサポートしてもらえる
タウンライフ家づくりは申請者がサイトに入力した希望条件を申請者の代わりに複数のハウスメーカーに提供することにより、後日、タウンライフから情報提供を受付けたハウスメーカーから随時、申請者の手元に資料が届くという仕組みになっています。
簡潔に言うと、各社のモデルハウスを巡って打合せする手間を省いて一括で資料請求できる画期的なサービスです
タウンライフ家づくりのメリット・デメリット
タウンライフ家づくりのメリット・デメリットについて解説していきます。
まず、メリットとしては
- 依頼時の時間・手間がかからない
- 自宅で間取りプランの比較ができる
- 自宅で見積比較ができる
- すべて無料
といったことがあげられます。
普通、間取りプランや見積書をハウスメーカーからもらうには、希望の条件を伝えるため打合せを2~3回行うのが一般的ですが
その手続きすべて代行してやってもらえるので、ハウスメーカーの比較を効率的に進められるのが他のサービスにはない強みです。
とはいえ、デメリットが全くないわけではありません。
- 提案プランはラフなもの
- 資料請求後のハウスメーカーとの対応は代行してくれない
- ハウスメーカーによっては間取りプランが届かないことがある
デメリットについて、もう少し詳しく解説しますね。
提案プランはラフなもの
先ほども述べましたが、普通は、何度か打合せを繰り返してあなたの要望や予算を明確にしてから間取りや資金計画書に反映します。
なので、一度も打合せをせずに、webで入力した条件のみで作成されたプランなので完成度は高くありません。
とはいえ、完璧な間取り図や資金計画書を作成するには、手間と時間が膨大にかかるし、そこまでしてもらってから断りを入れることは精神的にも負担が大きいので
という人には利用する価値があるサービスかと思います。
資料請求後のハウスメーカーとの対応は代行してくれない
タウンライフ家づくりが代行してくれるのは各ハウスメーカーへの資料請求までです。
資料請求後にハウスメーカーから家づくりの進捗確認の連絡があるかもしれませんが、そのような場合、自分自身で丁寧に営業活動のお断りをするなどの対応が必要です。
ハウスメーカーによっては間取りプランが届かないことがある
依頼時の時間と手間がかからず自宅にいながら間取りプランと見積が手に入るというのがこのサービスのメリットですが中には、間取りプランや資金計画書がすぐに届く場合もあれば、いつまで待っても届かないハウスメーカーもあります。
その理由は
- 契約に結び付きにくい
- 担当者が忙しくてラフプランを作る時間がない
- 要望が雑でラフプランが書けない
など各ハウスメーカーによって様々な事情があるようですが、ハウスメーカーの立場で考えると、契約が取れる可能性の高い人に営業リソースを注ぎたいと考えるはずですから、一度も面会したことのなく契約につながりにくい人への提案が後回しになってしまうのも仕方がないのかもしれませんね。
すぐに届けてくれるハウスメーカーもきちんと存在する
とはいえ、このような会社は全体の一部であり、ほとんどの会社はきちんとした対応をしてくれます。
ラフプランではあるものの、そこから具体的な商談→契約となる人が大勢いるのも事実です。
なので、実際の利用者からのアンケート評価がめちゃくちゃ高いんですね!
他の資料請求サービスとの違い

サービス名 | タウンライフ | LIFULL HOME’S | スーモカウンター |
手軽さ | 〇 | 〇 | △ |
カタログ | 〇 | 〇 | × |
登録会社数 | △ | 〇 | 〇 |
間取りプラン | 〇 | × | × |
資金計画書 | 〇 | × | × |
土地提案 | 〇 | × | × |
登録会社数こそ大手不動産ポータルサイトのホームズやスーモに劣るものの、間取り、資金計画書、土地提案まで無料でやってもらえるのはタウンライフ家づくりだけ!
本当に役立つのか?タウンライフを使って検証してみた!
誰でも手軽に間取り、資金計画書、土地提案がもらえるという他にはない魅力的なサービスということはわかったけど、本当に使えるのだろうか?
という疑問を解消するために、既に家を建てた私が実際にタウンライフを使ってみて間取りプランや資金計画書が本当に役立つのか検証してみました!
利用手順
タウンライフの利用手順としては、タウンライフ家づくりのサイトへアクセスして、チャットボットの指示に従いながら必要事項を入力していくだけです。
入力はスマホで3分程度でできるのでめちゃくちゃ簡単です。

都道府県や市区町村を入力します。

希望の階数、家族構成を入力します。
我が家は2階建て、妻と子供の3人なので大人2人、子供1人と入力します。

こんな感じでサクサクと進んでいきます。
具体的な要望を記入するところ
「間取り・資金計画作成でのご希望やご要望」の入力欄は、しっかりと書いておきましょう!
- 世帯年収は○○万円
- LDKは広く明るくしたい
- リビング階段
- アイランドキッチン
- ウッドデッキが欲しい
- ランドリールームが欲しい
- 駐車場は2台分
- ※日中は仕事のため電話連絡不可、メール連絡希望
こだわりポイントは詳細に書きすぎると提案の幅が狭まってしまうので箇条書きで絶対に譲れないポイントのみ記入するようにしました。
電話での営業を控えてもらうために、「メールでの連絡を希望する」と一言添えておいたおかげなのか
メールでは直接お話させてもらえませんか?との話はあったものの、電話での営業連絡はありませんでした。

最後に資料請求ボタンを押せば完了です。条件を考えるのに時間がかかりましたが、他の入力欄はサクサクと進みました。
マジで超簡単です。
早速資料が届いた!
届いた資料は以下の4つです
間取りプランは十分使える!
まず、届いた間取りプランを見てみます。
間取りプランはラフなものですが、十分使えると思います。
というのも、私たちが家づくりをしたときはタウンライフを使わなかったのですが、ハウスメーカーの営業マンから最初に提案された間取りプランはタウンライフ経由で届いたものと同じくらいの精度だったからです。
最初に提案してもらう間取りプランとしてはどれもこれくらいなので、比較検討するには十分使えます。
タウンライフだからといって雑になることはないということがわかりました。
更に、間取りプランだけでなく内観や外観パースも入っていて、実物のイメージも湧いてきてました。


資金計画書は相場を知るための参考程度
間取りプランはかなり使えることがわかりましたが、資金計画書はどうでしょうか。
結論から言うと、資金計画書は概算なので参考程度にはなりますが精度は低めです。
というのも、資金計画書は建物の本体工事、付帯工事、土地契約手付金、登記費用などの諸費用を全て合計した金額のことを指しますが一度も打合せをしていないので総額はざっくりとした概算金額となっています。
- キッチンや床材がどんなグレードなのか?
- 外構費用にはどこまで含まれているのか?
- 追加でかかる費用はないのか?
このあたりは本来、打合せの中で要望を伝えて詳細な金額を算定するため、届いた間取りプランと資金計画書だけではわからないことが多すぎるというのが私の感想です。
なので、タウンライフ経由で送られてくる資金計画書は、そのハウスメーカーのおおよその相場がわかる程度と理解してもらえればOKです。
【結論】タウンライフは十分使える!
実際に使ってみたタウンライフの感想は
- 間取りプランは初期提案としては十分使える精度
- 資金計画書はハウスメーカーの相場を知れる概算金額
- 資料請求は自宅からめちゃくちゃ簡単にできる
その代わり、
- 資料請求後の営業活動は自分で断る必要がある
という感じです。
タウンライフを使わずに、ハウスメーカーとの商談で疲弊した私の経験から言うと無料でこれだけのことをやってもらえるのであれば使って損はしないと思います。
家づくりで失敗しないためには情報収集と比較検討が大事!
家づくりを始めよう!と決心すると楽しくなる反面、なにから手を付けていいのかわからなくなります。
ほとんどの人が最初にとる行動の第1位は「何も考えずに住宅展示場に行く」です。
しかし、何も知らない状態で展示場に行っても時間と労力を無駄に消費するだけで何も得ることができません。
そういう点において、タウンライフ家づくりは、完璧な資料が1度に全て揃うというサービスではありませんが、自分のペースで、じっくりと家づくりを始めたいという人には十分使えるサービスだと思います。
この記事を読んでくださった皆さんが楽しく、後悔しない家づくりができることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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