こんにちは、きくちゃん(X:@kikuchan)です。
洗濯という家事は、洗い終わってから乾かすのが大変です。
「乾燥を短時間で終わらせて家事を楽にしたい。」と思って乾太くんの導入を検討している人も多いのではないでしょうか?
私は2年前に「家事を少なくする家」をコンセプトに積水ハウスで注文住宅を建てました。わが家では乾太くんを導入して2年間経ちますが、ほぼ毎日使用して助けられています。
この記事では、下記について私の実体験に基づき紹介します。
現在、乾太くんの導入を検討している人にはとても役立つので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
洗濯をもっと楽にしたいと思い乾太くんの導入を決めた
わが家の家族構成は妻と娘の3人暮らしです。
以前の家では、洗濯機から洗濯物を取り出して、洗濯かごを持ってベランダに移動していました。洋服は一枚ずつハンガーに掛ける、靴下は一足ずつ吊るして干すという一般的な洗濯スタイルでした。
ベランダも狭かったので、洗濯物同士が重なりあわないように丁寧に干す必要があり、すべて干し終えるまでに10分以上もかかっていました。
せっかく干したのに、外出中の雨で濡れてしまいやり直しということも何度か経験しました。
そこで、「家を建てるなら、洗濯をもっと楽にしたい!」という思いから、ガス乾燥機の「乾太くん(かんたくん)」の導入を決めました。
重たい洗濯物をベランダまで運んで、一枚ずつ干すというのが本当に嫌いだったのです。
乾太くんはスタンダードタイプの8kgを採用。設置費用は22万円。
「乾太くん」にはデラックスタイプ(9kg、6kg)とスタンダードタイプ(8kg、5kg、3kg)の2つのバリエーションがあります。私たちは、布団カバーやシーツなどの大型でかさばる洗濯物も一度で効率的に乾燥できる8kgのスタンダードタイプを選びました。
わが家では専用台を使って洗濯機の真上に乾太くんを設置しています。
洗濯が終わったら、洗濯物を洗濯機から取り出して、乾太くんに移し替えるだけでOKです。以前の洗濯スタイルと比べると、効率的に作業ができるようになりました。
乾太くんと専用台の取り付け作業はすべてハウスメーカーに依頼してやってもらい、導入費用は本体価格と設置費用込みで合計22万円かかりました。
平日の夜でも短時間で洗濯→乾燥ができる
わが家は夫婦共働きなので、毎日の洗濯は仕事を終えた夜にその日に使った衣服やバスタオルなどをまとめて洗濯します。
これらをまずは洗濯機で1時間かけて洗います
洗濯が終わったら、洗濯物を乾太くんに移し替えて、スタートボタンを押したら完了。家族3人分の洗濯物であれば、約50分でサクッと終わります。
洗濯物をベランダまで運んだり、ハンガーに掛けて干す必要もないので洗濯がとても楽です!
定期的なメンテナンスが必要
乾太くんは定期的な保守とメンテナンスが必要です。
フィルターにはすぐに埃がたまるので、1週間に1度フィルターに溜まったゴミを取り除くようにしています。
これ怠ると、乾太くんの性能が低下し、故障のリスクが高まるとハウスメーカーから説明を受けたので、これはメンテナンスは欠かさずやっています。
乾太くんのメリット
乾太くん導入して感じた最大のメリットは、洗濯にかかる時間を節約できることです。
具体的には洗濯物を①干す→②乾かす→③取り込む この3つのプロセスにかかる時間が大幅に減りました
あくまで私の場合ですが、乾太くんの導入前と導入後で約100分時間を節約できました。
導入前 | 導入後 | 削減時間 | |
①干す | 15分 | 1分 | ▲14分 |
②乾かす | 120分 | 50分 | ▲70分 |
③取り込む | 15分 | 1分 | ▲14分 |
合計時間 | 150分 | 52分 | ▲98分 |
この他にも
- 天候の影響を受けずいつでも洗濯ができる
- 洗濯物が柔らかく仕上がる
- 生乾き臭がしなくて衛生的
といったメリットも感じています。
天気や時間に左右されずに、ストレスなく洗濯できるようになり、特に共働きの私たちにはピッタリの設備です。
妻も「乾太くんなしでは生活できないね」と言っており、わが家にとっては乾太くんの導入は正解でした。
乾太くんのデメリット
洗濯が楽になる乾太くんには素晴らしいメリットがありますが、一方で導入して感じるデメリットも存在します。
ここでは、私が乾太くんを2年間使って感じたデメリットについて詳しく解説します。
初期費用が高額
導入に際して最初に直面するのが、高額な初期費用です。
私の場合、ハウスメーカーに依頼して乾太くんを導入しましたが、本体と専用台、さらに設置費用を含めて22万円かかりました。
最初に大きな出費が必要となりますので、予算と照らし合わせて導入を検討することが大切です。
設置スペースの確保が必要
次に、設置スペースに関する問題があります。
乾太くん本体の大きさに加え、安全に使用するためには防火上の最低限の離隔距離を確保する必要があります。
例えば、スタンダードタイプの8kgの場合、以下のスペースが必要です
- 高さ: 72.9cm(68.4cm + 4.5cm)
- 幅: 74.0cm(65cm + 9cm)
- 奥行: 64.1cm
このため、乾太くんはかなりのスペースを必要とします。
洗濯機の横に十分なスペースがない場合、専用の設置台を使って洗濯機の真上に設置することが一般的です。
乾太くんを導入する際には、スペースの確保に注意が必要です。
電気・ガス代の増加
乾太くんの使用には電気またはガスが必要で、外干しする場合に比べて光熱費が増える可能性があります。使用頻度を考慮して、電気・ガス代の増加に対する予算を立てましょう。
ちなみに、乾太くんを1日1回使用した場合、1か月にかかるガス代は都市ガスの場合1,500円、プロパンガスの場合2,200円程度と言われています。
保守とメンテナンス
乾太くんはフィルターの掃除など定期的なメンテナンスが必要です。これらを怠ると、性能が低下し、故障のリスクが高まります。保守とメンテナンスに必要な時間と労力を考慮してください。
これらのデメリットを考慮し、乾太くんの導入を検討する際には、メリットとデメリットのバランスを考え、自身の生活スタイルや予算に合った選択をすることが重要です。
トラブルと解決方法
乾太くんを設置したわが家ならではのトラブルについても紹介します。
専用台のせいで、洗濯機のフタが全開できない
乾太くんを導入する際に、専用の設置台を使った結果、洗濯機のフタが完全に開かなくなりました。私たちの家では縦型の洗濯機を使用しているのですが、フタを開けるときに専用の設置台にフタが接触してしまうのです。
洗濯物の出し入れをする際に、フタが閉まりかけるのを手で支えながら行わなければならなくなり、手間がかかるように感じています。
この問題はまったく予測していませんでした。
踏み台がないと奥まで手が届かない
洗濯機の上に乾太くんを設置すると、乾太くんの奥に手が届かないことがわかりました。
洗濯機よりも高い位置に設置されるため、乾太くんの奥まで届くには足元に踏み台を置かなければなりません。
踏み台を使えば問題は解決できますが、しばしば踏み台に足をぶつけることがあり、少し不便です。
【まとめ】乾太くんは導入すべきか?
乾太くんを導入すべきかどうか、迷っている人は多いと思います。
2年間使用した私の結論は「洗濯という家事を楽にしたいなら、ぜひ導入してほしい」です。
この記事で紹介したように、乾太くんは洗濯にかかる時間を大幅に減らすことができます。そのため、共働きで平日の時間が限られている人や、洗濯を楽にしたい人にとっては必須と言っても過言ではないと思っています。
ただし、導入するには初期費用や設置スペースが必要となるなど注意点もあります。
乾太くんを導入して後悔しないためには、自分の生活スタイルや家庭の状況に合わせて、乾太くんをどのように活用するかを考えることが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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