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家を買う時代は終わった?持ち家VS賃貸。私の選択とリアルな暮らし

家を買う時代は終わった
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こんにちは、きくちゃん(X:@kikuchan)です。

長らく、日本の社会において家を持つことは、「夢のマイホーム購入」と言うように人生の大きな節目のひとつとされてきました。

しかし、近年の経済や生活スタイルの変化にともない「家を買う時代は終わった」と言われています。多くの著名人が持ち家に対して否定的な意見を述べているのを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、依然としてマイホームを持ちたいと思う人がいるのも当然です。

私は2021年に積水ハウスで注文住宅を建てましたが、そんな私も以前は著名人の言動に影響され、持ち家より賃貸派だった一人です。

よくある疑問

  • 世間の持ち家派と賃貸派の割合ってどのくらい?
  • 家を購入した筆者が感じる持ち家のメリットとデメリットは?
  • 住宅ローンに縛られる不安はないの?

家を持つことのメリットとデメリット、そして持ち家派と賃貸派の間で揺れる心情。
本記事ではこれらの疑問について、私の実体験や私なりの考え方を踏まえて解説します。

持ち家 vs 賃貸:住まい選びのトレンド

賃貸契約書

2022年度に実施された全国宅地建物取引業協会連合会の調査レポートによると、住まい選びの傾向が興味深い結果となりました。持ち家派と賃貸派、それぞれの割合と動向を見てみましょう。

持ち家派が大半を占めるが、その数は減少傾向

持ち家派が全体の8割近くを占める一方で、その数は減少傾向にあります。持ち家派の主な理由は以下の通りです。

  1. 「家賃を払い続けることが無駄に思えるから」(48.0%)
  2. 「落ち着きたいから」(28.5%)
  3. 「老後の住まいが心配だから」(24.4%)

1. 「家賃を払い続けることが無駄に思えるから」(48.0%):家賃を支払い続けることに疑問を抱く人々が最も多く、全体の半数を占めています。この意見は2015年からずっと1位を保ち続けており、持ち家派の一大トピックとなっています。

2. 「落ち着きたいから」(28.5%):安定した生活を求めて家を持つ意欲がある人々が約3割です。安らぎと自己実現を求める声が反映されています。

3. 「老後の住まいが心配だから」(24.4%):将来に向けた不安から、老後の住まいを確保するために持ち家を選ぶ人も一定数存在します。

一方、賃貸派は持ち家派に比べると割合は低いものの、その数は増加していることがわかります。賃貸派の主な理由は以下の通りです。

  1. 「住宅ローンに縛られたくないから」(39.7%)
  2. 「天災が起こった時に家の所有がリスクになると思うから」(28.7%)
  3. 「税金が大変だから」(25.8%)

1. 「住宅ローンに縛られたくないから」(39.7%):長期の住宅ローンに縛られず、柔軟な生活を選ぶ人々が最も多いです。将来の変化への対応力を重視する声があります。

2. 「天災が起こった時に家の所有がリスクになると思うから」(28.7%): 自然災害などのリスクを避けるために賃貸を選ぶ人も少なくありません。

3. 「税金が大変だから」(25.8%):持ち家の場合にかかる税金やメンテナンスに対する不安が賃貸派の動機となっています。

持ち家と賃貸、それぞれには異なる価値観や生活スタイルが反映されています。これからの時代においても、変動する経済や環境への適切な対応を考えながら、自身に最適な選択を見つけていくことが大切です。

私が家を購入して感じたメリット・デメリット

家を購入して感じたメリットはいくつかあります。その中でも、特に以下の点が私たちの生活を豊かにし、幸福感を高めています。

  • QOL(生活の質)が向上し、自分の時間を有効に活用できるようになった
  • 賃貸に比べて子供をのびのびと育てられる
  • 住宅ローン減税を受けられる

まず、QOL(生活の質)が向上し、自分の時間を有効に活用できるようになりました。
私は「家事を少なくすること」をコンセプトに、乾燥機や食洗機などを導入しました。
賃貸住宅では、食器洗いや洗濯物に多くの時間を費やしていましたが、これらの時間を短縮できるようになった結果、家事の負担が減り、自分のやりたいことに時間を使えるようになりました。
生活の充実度が高まり、QOLが向上したと感じています。

また、子供をのびのびと育てることができるようになりました。以前は賃貸住宅での生活で、子供が騒いだり動き回ることに気を遣っていました。しかし、家を購入してからは、子供が思い切り遊び、のびのびと成長する空間を提供できるようになりました。他人への配慮を気にせず、子供の自由な発想や行動を尊重できる環境が、私たち家族にとって大きな魅力です。

さらに、住宅ローン減税を受けられるという金銭的なメリットもあります。住宅ローン減税は、手元に戻ってくる金額が購入した住宅のローン残高に応じて変わるため、有効な節税手段となっています。これは、私たちサラリーマンにとっても大きな経済的な支援となるでしょう。

家を購入したことで、生活の質が向上し、家族一緒にのびのびと過ごせる空間が手に入り、経済的な面でも恩恵を受けていることを実感しています。

やはり、デメリットも感じてます

家を購入することには多くのメリットがありましたが、同時にデメリットも存在することを率直に共有します。以下に、私たちが実際に感じたデメリットについてお話しします。

  • 固定資産税がかかる
  • 会社からの家賃補助が受けられなくなる
  • 転勤すると単身赴任になる

まず一つ目は、固定資産税の支払いです。家を所有することで、固定資産税が発生します。これは購入後の毎年の負担となり、予算に組み込む必要があります。しかし、その分家を持つことに伴う責任や経済的な側面も理解し、計画的に対処することが重要です。

次に、会社からの家賃補助が受けられなくなったことです。以前は会社からの毎月3万円程の住宅補助を受けていたため、経済的な余裕がありました。しかし、家を購入することでその恩恵が受けられなくなり、予算の見直しや家計管理が必要となりました。

最後に、転勤があった場合の単身赴任の可能性が挙げられます。私の会社では県外への転勤がよくあります。職場の転勤があると、家族が住む場所と自身の勤務地が離れることがあります。この場合、単身赴任を選択することになると思います。我が家は子供がまだ小さく手もかかりますし、夫婦共働きなので私が単身赴任になると妻に負担がかかってしまいます。家を買う時点で単身赴任を覚悟していますが、できれば単身赴任になりたくないなと思っています。

これらのデメリットも、家を購入する際に考慮すべき重要なポイントです。メリットだけでなく、将来のリスクや負担もきちんと見極め、計画的な判断をすることが、より充実した家庭生活を築くために重要だと思います。

私が家を買おうと思ったきっかけ

以前は私は、持ち家よりも賃貸派でした。なぜなら、会社から住宅補助費をもらっていたため、その福利厚生を手放すのはもったいないと考えていました。

同時に、「金持ち父さん、貧乏父さん」という本を読んで、持ち家は負債だという観点に共感していました。

YouTubeなどで著名人が持ち家を否定する声も多かったため、その影響も受けていました。

しかし、妻が妊娠したことをきっかけに、夫婦でしっかりと将来について話し合うことで考え方に変化が起こったのです。

当時、妻と2人で大阪市内の1SLDK(LDK12帖 洋室6帖)の間取りで生活していました。月々の家賃は駐車場1台と合わせて12万円程かかっていました。

駅まで徒歩5分で立地もよく、とても便利だったのですが「ここで家族3人が生活するには狭
いな」「月々の家賃と駐車場代を払い続けるのももったいないな」と考えました。
また、私の都合で子供に転校の経験をさせるのは避けたかったため、安定した居住環境が必要だと感じました。

こうした理由から、家を購入することを決断。

結果的に、生活が豊かになり心にも余裕ができた気がするので私にとって、この時の決断は正解だったと思います。

将来に対する準備をすれば住宅ローンに縛られても安心

現在の段階で、私は住宅ローンに対する不安はそれほど感じていません。その理由は以下の通りです。

まず、月々の住宅ローンの返済金額は、以前の賃貸住宅の家賃とほとんど変わらない水準です。これにより、私たちの生活に大きな影響を及ぼすことなく、返済を続けることができています。

また、私たちは夫婦共に働いており、収入を共有しています。
強いて言えば、金利が上昇することを心配していますが、仮にそのような状況が訪れたとしても、健康で働き続けることができれば、返済に困ることはないと考えています。

団体信用生命保険(団信)にも加入しており、万が一の事態に備えて家族や家を守る手段を持っています。この保険によって、自分自身が不幸な出来事に見舞われた際でも、家族を守り抜くことができるという安心感があります。

言い換えれば、私は「住宅ローンを返済すること」という課題を、「長寿で充実した人生を送ること」という前向きな考え方と結びつけています。

これはある種のポジティブシンキングとも言えるでしょう。

将来に対する準備をしっかりと整え、家庭を守る備えをしておけば、住宅ローンに対する不安も解消できるのではないかと感じています。

家を購入する際に考えるべき2つのポイント

家を購入する際、成功するために大切なステップがあります。ここでは、未来の家主として考慮すべきポイントをご紹介します。

  1. ライフプランを考える
  2. 夫婦で理想の家のイメージを共有する

ライフプランを考える

まず、ライフプランをしっかりと考えましょう。将来の目標や計画を明確にすることは重要です。

結婚や家族の拡大、転職など、ライフイベントに合わせて住まいがどのように影響を受けるかを見極めることが必要です。ライフプランを踏まえて、必要な広さや機能、地域の選定などを検討しましょう。

夫婦で理想の家のイメージを共有する

家づくりノートサンプル

次に、夫婦で理想の家のイメージを共有しましょう。

「この家のデザインいいな」「キッチンはこのメーカーがいいな」「この間取り素敵だな」夫婦でコミュニケーションは大切な要素です。

お互いの希望や優先事項を明確にし、共通の目標を持つことで、今後の家づくりが一層楽しくなると思います。無駄なトラブルを避けることにもつながります。

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まとめ

家を買うかどうかは個人の状況や価値観によって異なりますが、私自身は家を買うことにより暮らしが豊かになりました。

個人的には家を買うメリットはまだまだ多いと思っています。

なによりも、正しい知識を持ちながら「将来どんな暮らしがしたいのか」夫婦でしっかり話あうことが何よりも大事であると思います。

家族構成の変化やライフスタイルの変動に対応できる住まいを選ぶことが、長期的な幸福度を高める手助けとなるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ABOUT ME
きくちゃん
大阪で情報通信関係の会社で働く32歳のサラリーマン。 「持ち家よりも賃貸派」→「長女誕生をきっかけに家を買うことを決意」するも、住宅知識ゼロで危機感を抱き独学で猛勉強。 家を買うこと経験して得た知識をこれから家を建てる人にとって少しでも役に立てればいいな思いこのブログを立ち上げました。
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