新居に引っ越すにあたり、今まで使っていた洗濯機を引っ越し先でも使いたいという人は多いのではないでしょうか?
ですが、設置場所によっては洗濯機をそのまま設置することができない場合があります。
私は2021年にマイホームを建てました。
それまで使っていた洗濯機を新居に持っていけば問題なく使えると思っていましたが、新居の設置場所を見るとそのままでは洗濯機を設置できないことがわかりました。
今回はその時の体験談と解決策についてご紹介します。
この記事を読めば、洗濯機の設置できない場合の対処法がわかるようになるので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
- 家に洗濯機が設置できずに困っている人
- 今まで使っていた洗濯機を新居でも使いたい人
- 洗濯機のかさ上げについて詳しく知りたい人
家に洗濯機が設置できない状況とは?
私が経験した家に洗濯機が設置できない状況についてご紹介します。
なぜ設置できなかったのかというと、洗濯機の排水口の位置が悪くて、そのまま洗濯機を置くと排水ホースを潰してしまうからです。
我が家の洗濯機の設置場所と排水口の画像がこちら↓
ちょうど排水口が洗濯機の真下に位置しているので、洗濯機を置くと排水ホースを踏んで潰してしまいます。
排水ホースが潰れると排水ができず、水漏れの原因にもなるのでこの状態では使えません。
洗濯機を新しく建てた家に持っていくことはハウスメーカーの営業マンには伝えていたので
「えっ、これどういうこと!?」と思い、慌てて営業マンに聞くとかさ上げが必要なので、かさ上げする道具を自分で購入して設置してください。とのことでした。
いやいや、そういうことは先に言っといてよ…
道具って言ってもどんなものを使えばよいのかわからないし、失敗しないか不安…
ということで我が家では洗濯機をかさ上げしないと洗濯機が使えないというトラブルが起こりました。
かさ上げとは?
- 洗濯機のかさ上げとは、洗濯機の真下に置き台を設置することにより洗濯機を持ち上げて高くすること
- 私の家のように、洗濯機の排水口が洗濯機の真下にあり、排水ホースを潰してしまう場合にはかさ上げをする必要があります。
かさ上げってどうやってやるの?
我が家では、ふんばるマンという据え置きタイプの置き台をamazonで購入しました。
価格は1,300円くらいでした。
置いた時の画像がこちら↓
洗濯機の四隅にそれぞれの置き台が来るように自分で設置して、その上に洗濯機本体を引っ越し業者の方に置いてもらいました。
排水ホースも潰さずに洗濯機を設置することができました。
かさ上げする3つのメリット
実際にかさ上げするといくつかメリットがありました。
ここでは、私が感じたかさ上げのメリットを3つご紹介します。
- 排水ホースを潰さずに洗濯機を設置できた
- 掃除がしやすくなった
- 洗濯機の振動や騒音を軽減できた
排水ホースを潰さずに洗濯機を設置できた
かさ上げすることによって、今回の根本的な問題であった洗濯機を設置すると排水ホースを潰してしまうという問題を無事解決することができました。
洗濯機の真下に排水ホースを入れることで見た目もスッキリしました。
掃除がしやすくなった
洗濯機をかさ上げすると、洗濯機と床の間に空間が生まれるので掃除がしやすくなりました。
洗濯機を床に直接置いてしまうと洗濯機を動かして掃除しなければならないのでとても面倒ですよね。
現在は、洗濯機の下に空間があるのでクイックルワイパーなどで掃除して清潔に保つことができています。
洗濯機の振動や騒音を軽減できた
かさ上げすると洗濯機の振動や騒音を軽減することができました。
洗濯機は動いているときに「ガタガタ」と大きな振動音がすることがあります。
最近流行っているドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて振動が床へ伝わりやすい構造になっているようです。
洗濯機からうるさい音がするのは不快ですし、マンションなどの集合住宅の場合は近隣住民との騒音トラブルになる可能性もあります。
かさ上げのデメリット
かさ上げによるデメリットもお伝えします。
- 洗濯機の蓋が全開できなくなった
洗濯機の蓋が全開できなくなった
我が家では、洗濯機の上にガス乾燥機を設置しています。
乾燥機を設置するラックがあるのですが、かさ上げした結果、洗濯機の蓋がラックに当たってしまい全開することができなくなってしまいました。
その画像がこちら↓
全開できなくても洗濯物は入れることができるので使えていますが、ふたを常時開けておくことができないので少し不便です。
洗濯機の上に何もなければこのような問題は起こらないので心配不要です。
置き台を選ぶ上での注意点
かさ上げするには洗濯機を置くための置き台が必要です。
置き台を選ぶにあたって注意点があります。
それは、洗濯機のサイズと重さに合ったものを選ぶということです。
洗濯機のサイズ(縦・横・高さ)と重さを確認して洗濯機に合った置き台を選びましょう!
この時、排水ホースを通すスペースがあるかも併せて確認しましょう。
今後、洗濯機の買い替えを予定している方は、サイズを調節できるモノを選ぶと便利です。
- サイズと重さを確認して洗濯機に合った置き台を選ぶ
- 排水ホースを通すスペースがあるか確認する
置き台のタイプ・特徴・価格のまとめ
では、置き台にはどんなタイプのものがあるのでしょうか?
以下の表に置き台のタイプ・特徴・価格を簡単にまとめました。
タイプ | 特徴 | 価格 |
据え置き型 | 安価で導入しやすい | 安い(1,000円~3,000円程度) |
キャスター型 | 移動が簡単 | 普通(2,000円~8,000円程度) |
防水パン型 | 水漏れに強い | 高い(5,000円~15,000円程度) |
据え置き型
洗濯機を固定して据え置くタイプの置き台です。
私が購入したふんばるマンも据え置き型です。
洗濯機の重さで床がへこむのを防止したい場合におすすめです。
価格も1,000円~3,000円程度の比較的安価なものが多く、導入しやすいのが特徴です。
据え置き型の注意点は水漏れに弱いことです。水漏れが生じると床が濡れて傷んでしまうことがあります。
水漏れ対策をしたい場合は後程ご紹介する防水パン型がおすすめです。
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キャスター型
置き台にキャスターが付いているタイプです。
キャスター付きなので誰でも簡単に移動ができるのが特徴です。
価格は2,000円~8,000円程度で据え置き型に比べて少し高めです。
洗濯機の下をしっかりと掃除したい方におすすめです。
防水パン型
防水パン本体の四隅が出っ張っているタイプです。
戸建て住宅で2階に洗濯機を設置する場合や集合住宅に住んでいる方には水漏れに強い防水パンタイプがおすすめです。
防水パンに入る量の水漏れであれば受け止めることができるので下の階に水漏れ被害が拡大するのを防ぐことができるからです。
価格は5,000円~15,000円程度で高めです。
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今回は洗濯機のかさ上げについてご紹介しました。
かさ上げすることで、排水ホースを潰さずに洗濯機を設置できるだけでなく、掃除が楽にできるようになったり、振動や騒音を抑えることができるようになります。
まだ洗濯機のかさ上げをしていない方は、この機会にかさ上げを検討してみてはいかがでしょうか?
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