家づくりを進めるにあたり、「部屋の入口を開き戸にするか引き戸にするかで迷っている」、「実際に使った人の意見を聞いてから決めたい」という人も多いのではないでしょうか?
私たちは2021年9月にマイホームを建てました。
私たちも開き戸か引き戸のどちらにするか悩んだ結果、玄関ドアとお風呂を除いてすべて上吊り式の引き戸にしました。
今回は、引き戸にして実際に住んでみた感想を紹介します。
この記事を読めば、引き戸のメリット・デメリット・実際に使ってみた感想がわかるようになるのでぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
- これからマイホームを建てる人
- 開き戸と引き戸のどちらにするか迷っている人
- 引き戸にした人の感想を聞きたい人
上吊り式の引き戸とは?
我が家の部屋のドアは上吊り式の引き戸を基本としています。
上吊り式の引き戸は、天井や壁の上部にレールを取り付けて、扉を吊るして左右にスライドさせる引き戸のことです。
レールがないので掃除がしやすく、つまずく心配がなくバリアフリーにも向いている引き戸です。
一般的な引き戸は、床にレールを敷いてその上に扉を置いて左右にスライドさせるレールタイプです。
引き戸にした理由
私たちは悩んだ結果、引き戸にした理由をご紹介します。
結論から言うと、私たちが引き戸にした理由は以下の3つです。
- 開け閉めが簡単
- スペースを無駄なく使える
- 開けっ放しにして開放感が出せる
開け閉めが簡単
引き戸にした1番の理由は、開き戸に比べて開け閉めが簡単だからです。
開き戸ではドアノブを回して前後に大きくドアを動かしますが、引き戸の場合は左右に軽く力を入れて動かすだけで開け閉めができます。
最近の引き戸はストッパーがついているため、勢いよく閉めてもスピードを減速して「バタンッ!」と大きな音を出すことなく閉めることができるし、開け閉めが簡単なのでバリアフリーにも向いていていいなと思いました。
スペースを無駄なく使える
引き戸の場合は真横にスライドするため、開き戸に比べてスペースを無駄なく使うことができます。
開き戸はドアが前後に開くため、ドアの可動域がデッドスペースとなってしまいます。
なるべく無駄なスペースはなくしたかったので、引き戸がいいなと思いました。
開けっ放しにして開放感が出せる
引き戸は開けている間、扉を隠すことができるので開放感を出すことができます。
扉の存在感がなくなるので邪魔にならなくていいなと思いました。
引き戸のデメリットは?
引き戸は開き戸に比べてどのようなデメリットがあるのでしょうか?
よく言われている引き戸のデメリットは次の2つです。
- 開き戸に比べて気密性が低い
- 引き戸のレール掃除が面倒
- コストが高い
実際に住んでみた感想
デメリットを理解したうえで我が家は引き戸を採用しました、実際に住んでみた感想についてご紹介します。
気密性が低いと感じたことはない!
引き戸の場合、開き戸に比べて若干隙間ができるので気密性が下がると言われています。
我が家では気密性が下がるデメリットよりもメリットのほうが圧倒的にでかい!と考えて気密性については割り切りました。
ですが、実際住んでみて気密性が低くて困っていることはありません。
冷暖房も普通に効きますし、隙間風が入ってくることもないのでデメリットと感じるほどではないかなと思います。
レールがないので掃除も簡単!
引き戸のレール掃除が面倒というのをよく聞きます。
こちらの画像のように引き戸の下にレールがあり、その溝に髪の毛やゴミが入り込んでしまって掃除機で吸っても取れないことが多いとのこと。
なので、綿棒で掃除が必要となるのでとても大変らしいです。
ちなみに、我が家の廊下とリビングの引き戸の境界線はこちらです↓
画像のとおり、レールがない上吊り式の引き戸なので掃除が面倒と思ったこともありません。
レールがなくて、廊下と部屋の境目の床もフラットになっているので掃除も簡単です!
コスト面は割り切った!
引き戸は開き戸に比べてコストが高いと言われています。私たちの営業さんが言うには、だいたい開き戸に比べて約1.5倍程度コストが高くなるとのことでした。
私たちはコストよりも引き戸のメリットをとることにしたのでここは割り切りました。
まとめ
- 「開け閉めが簡単」「スペースを無駄なく使える」「開けっ放しにして開放感が出せる」という3つの理由から我が家では引き戸を採用した
- 引き戸は開き戸に比べて気密性が低くなると言われているが、実際に住んでみて困っていることはない(冷暖房は普通に効くし、隙間風もない)
- 上吊り式の引き戸なので掃除も簡単にできる
- 引き戸は開き戸よりもコスト高になるが、私たちは割り切った
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