はじめまして、サラリーマン兼注文住宅アドバイザーのきくちゃんです。
人生で一番高額な買い物になる注文住宅。だからこそ絶対に失敗したくないという人も多いのではないでしょうか?
私は2021年にマイホームを建てて、家族と心にゆとりがある生活をおくれるようになりました
今回はこれから家づくりを始める人に向けて、ハウスメーカーや工務店などの建築会社と契約するまでの流れと失敗しないためにやるべきことを私の体験談や反省を交えて紹介します。
家づくり初心者の方のよくある疑問
こんな疑問を全てこの記事で解決していきます
家づくりの知識ゼロの人でも全く問題ありません。順番に読んでいけば誰でも効率的に失敗しない家づくりが可能です!
建築会社と契約するまでにやるべきこと
家づくりを始めるけど、そもそも「何から始めればいいのかわからない!」という人のために建築会社と契約するまでの家づくりの流れとやるべきことを解説します。
これが僕の経験上、最も効率的に無駄なく家づくりを進める方法です。
順番に解説しますね。
【STEP0】いきなり住宅展示場に行くのはNG
よし!家づくりを始めよう!と思い立った人が最初にとる行動の第1位が「住宅展示場に行く」です。
なぜ、いきなり住宅展示場に行くのはNGなのか?
それは、何も知らないまま住宅展示場に行っても、貴重な時間と労力を消費して疲れて帰る羽目になるからです。
- 何から始めていいのかわからず、とりあえず住宅展示場に行ってみる
- テキトーにハウスメーカーのモデルハウスへ入ってみる
- 工法やら耐震性やらの話を2時間くらい聞く
- 知識がないので、何も頭に入ってこない
- せっかく来たので、2件目のモデルハウスへ入る
- また話を聞く
- やはり、何も頭に入ってこない
- 3件目も同様
- 結局よくわからず疲れて家に帰る
- 後日、営業電話がしつこくかかってくる
という感じで、考えなしに住宅展示場に行くと時間と労力を無駄にするだけで何も得るものはないのでいきなり展示場にいくのはおすすめしません。
【STEP1】まずは住宅購入予算を建てる
家づくりでは、まず最初に住宅購入予算を建てることからはじめるべきです。
なぜなら、予算が決まっていないと、この後建築会社から見積書をもらったときに「この金額で契約しても大丈夫かな?」と不安になり適切な意思決定ができなくなるからです。
適切な意思決定ができないと
- 高額な契約をしてしまい、ローン返済で生活が苦しい
- 安い建築会社を探し求めていつまでも家づくりが進まない
- 価格が安いという理由だけで契約して、家の出来栄えを見て後悔する
なんてことになってしまいます。
適切な意思決定ができるように、まずは予算を建てることから始めましょう!
【STEP2】建築会社を机上で比較する
予算を立てたら次はどこの建築会社で家を立てるかを考えましょう!
建築会社選びは家づくりの楽しみの一つです!色んな建築会社を比較して、自分たちの好みの建築会社を選びましょう!
この段階では、机上で建築会社を比較するのがおすすめです。
実際に建築会社の営業マンに直接話を聞きに行ってしまうと、その後ガンガン営業をかけられて他の会社を比較検討する余地を与えてくれなくなるからです。
営業マンは他社に契約を取られたくないので、毎週のように私たちと会いたがってくるんですよね。
どうやって比較すればよいか?→無料サービスを使う!
建築会社の特徴がよくわからない。どうやって比較すればいいの?という人は、無料サービスを利用してみよう!
良く使われているサービスはこちらの3つです。
- LIFULL HOME’Sのカタログ請求
- スーモカウンターで無料相談
- タウンライフの一括資料請求
それぞれのメリットやデメリットを順番に解説していきます。
LIFULL HOME’S のメリット・デメリット
LIFULL HOME’Sは東証一部上場企業のLIFULLが運営する日本最大級の不動産・住宅情報サイトです。
本田翼さんが出演しているCMでお馴染みですね!
LIFULL HOME’Sの無料カタログ請求のメリットとデメリットは
- 掲載住宅メーカー数が圧倒的に多い
- 簡単・短時間で複数社のカタログを一括請求可能
- 東証一部上場企業が運営しているので安心感がある
- 間取りの提案や見積書はもらえない
- 直接質問や相談することができない
- 稀に営業電話やDMがくることがある
スーモカウンターのメリット・デメリット
スーモカウンターは東証一部上場企業リクルートが運営する無料相談カウンターです。
スーモくんでお馴染みですね。
スーモカウンターのメリット・デメリットは
- 経験豊富なアドバイザーが家づくりの相談に乗ってくれる
- 予算や希望にあった理想の建築会社を紹介してくれる
- 注文住宅を建てるまでの流れや基礎知識を教えてくれる
- スーモカウンター独自の保証があるので安心できる
- スーモカウンターを探して行く手間がかかる
- スーモカウンターでは建築会社のカタログはもらえない
- 紹介してもらった建築会社の営業マンと面会しなければいけない
でも、建築会社の営業マンと面会しないとカタログや見積書はもらえないので効率は悪い!
タウンライフ家づくりのメリット・デメリット
タウンライフ家づくりは、タウンライフ株式会社が運営する無料の一括資料請求サービスです。
あまり聞き馴染みのない会社かもしれませんが、LIFULL HOME’Sやスーモカウンターにはない魅力的なサービスを無料で提供しているんです!
家づくりを始める人の多くが利用していて利用満足度や使いやすさNo.1のサービスです。
- 簡単3分入力で「オリジナルの間取りプラン」・「資金計画書」・「土地探し」を複数社へ一括請求できる
- 相見積もりが取れるので金額の相場がわかる
- 何度も複数社と商談する必要がない
- 大手ハウスメーカーから地元密着工務店まで全国600社以上の登録!
- 建築会社によってはカタログしかもらえないことがある
- 地元の小規模工務店など掲載されていない建築会社がある
- 営業電話やDMが届くことがある
手っ取り早く概算金額が把握できるのでこれが無料ならば使わないと損ですね。
スーモカウンターを使った結果、2カ月間休みがなくなった
私は最初にスーモカウンターに行きましたが、タウンライフを使わなかったことを後悔しました。
なぜなら、間取り、土地の提案と見積書をもらうまでに何度も商談を行うため休日がなかったからです。
とはいえ、この時はタウンライフの存在を知らなかったのでしょうがないのですが。
- スーモカウンターへ話を聞きに行き、ハウスメーカーを4社紹介してもらう
- 後日、ハウスメーカーとの打合せ日決定の連絡がメールで届く
- 【打合せ(初回)】ハウスメーカーの会社概要を聞き、予算や希望の間取りを伝える
- 【打合せ(2回目)】土地の紹介、現地見学
- 【打合せ(3回目)】土地、間取り、見積書の提案←ここまで2か月くらいかかる
というように、スーモカウンターへ行ってから初回提案をもらうまでに大体2カ月くらいかかりました。
相見積もりを取るために同時並行で複数社と同じ商談をするので、この頃は毎週土日が商談の予定で埋まっていました。
【STEP3】興味のある建築会社2~3社に話を聞きに行き提案と見積書をもらう
STEP2で建築会社の情報収集を行い、興味のある建築会社が2~3社に絞りこめたら、実際に話を聞きに行ってみましょう!
話を聞いてみて、「この会社で家を建てたいな」と思ったら
この3つを必ずやりましょう!
間取りプランと概算見積書を出してもらう
実際に建築会社の営業マンから話を聞いてみて、興味がある→この会社で家を建てたいという状態になったら間取りプランと概算見積書を出してもらいましょう!
そのためには何度か商談を行い、あなたの予算や希望を伝える必要があります。
この時、予算や希望はどの建築会社にも同じ条件で伝えてください!
ここで建築会社から提案してもらう見積書が後の価格交渉で活用できる場合があるので
見積に盛り込む条件はどの会社にも同じ条件にしておく必要があるからです。
実例見学会への参加を希望する
実例見学会は必ず参加すべきです。
実例見学会とは、実際にその建築会社で家を建てた方のお家にお邪魔して外観や内観を見学させてもらえるイベントです。
HPでイベントとして開催しているところもあれば、営業マンに個別にお願いして開催してもらう場合もあります。
モデルハウスとは違って、実際に人が生活している家なので、完成後の家のイメージが湧きますし、施主の方の感想を直接聞ける貴重な場でもあります。
施主の方の成功体験や失敗談はあなたの家づくりにも活かせるので、必ず参加しましょう!
他の建築会社も検討していることを伝える
家づくりで失敗しないためには、複数社を比較検討して競合させることが大切です。
他の会社を検討せず、1社決め打ちにすることを「指名客」と言います。
指名客は建築会社からすれば、確実に契約が取れる客なので家の金額も割高になる可能性があります。
なので、建築会社の営業マンには予め他社も含めて検討していて、相見積もりを取っていることをしっかりと伝えておきましょう。
こうしておくことで、この後の契約前の価格交渉で値引きを引き出せる可能性が高くなります。
【STEP4】建築会社と価格交渉→契約する
ここまでで、複数社検討してみた結果、建てたい建築会社が決まったらいよいよ契約に向けた最終段階です。
建てたい建築会社はあなたの中で決まっているので、後は見積書の価格が合意できるかどうかです。
価格があなたの予算内に収まっており、納得できるものであれば契約してしまって問題ないと言えますが実際はそう簡単には決断できないことの方が多いです。
そんな時に契約前に価格交渉を行います。
価格交渉では、STEP3でもらった他社の見積書を交渉の武器として戦います。
やることは簡単です。
- 建築会社2つで迷っている
- どちらの建築会社でも自分たちの希望の家が建てられる
- なので、価格が安い方と契約する
これを営業マンに伝えるだけです。
ここまで伝えれば、あとは相手がどれだけ歩み寄ってくれるかなので相手の反応を待ちましょう。
相手が提示した金額で納得できれば、その金額で契約締結です。
【悲報】注文住宅で後悔している人がいる事実
注文住宅は人生で一番高い買い物です。
しかし、せっかく家を建てたのに「こんなはずじゃなかった」と後悔している人がいるのも事実です。
この疑問を解決するために、僕の持っている知識とノウハウをすべてこの記事に集約しました。
これから家づくりを始める人だけでなく、現在家づくりを始めている人にとって必ず役立つので、お時間があるときに読んでみてください。
家づくりを楽しもう!
ここに書いてあることだけで、家づくりの知識がない人でも、契約までにやるべきことがわかり家づくりを始めることができると思います。
私は実際にマイホームを建てて、このやり方が一番効率が良くベストな方法だと思っていますが、これが正解とは思っていません。
家づくりには正解がなく、自分が納得いく方法で楽しんでやることが大事と本気で思っています。
だけど、どうしても失敗したくない、後悔したくないという気持ちが勝ってしまいますよね。
でも、誰かにとっての失敗はあなたにとっては成功かもしれません。
折角、家族が幸せに暮らしていく家を建てるのであれば、「どうやったら自分たちはワクワクするだろう」とみんなが楽しみながら家づくりができれば素敵だなと思います。
このサイトが、そんな人達とって少しでも役に立てれば嬉しいです。
管理人:きくちゃん
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