天井をおしゃれな木目調にしたいと考えている人は多いのではないでしょうか?
木目天井にするときのよくある疑問
今回はこんな疑問に答えます。
これから注文住宅を建てる人はぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
天井化粧材の種類と特徴
まずは、天井を木目にするための天井化粧材の種類とそれぞれの特徴について解説します。
①無垢材
森で育った木を切って、削って作られる無垢材。自然素材ならではの木の節をそのまま生かした、無垢材の天井仕上げ材は、落ち着きや寛ぎ感のあるナチュラルな空間を創り出します。
自然の木をそのまま使うので今回紹介る天井化粧材の中では最も高額。
- 自然素材なので、同じものがない
- 木そのものが持つ風合いや肌触りを感じることができる
- 木の経年変化を楽しむことができる
- 価格が高い
- 紫外線で日焼けすることがある
- 水に弱く、シワになることがある
②木質の突板
突板は0.3ミリくらいに薄くスライスした木のシートをベニヤなどの板に貼り付けたものです。
表面は本物の木を使っているので見た目は無垢材に近く、ナチュラルな質感が落ち着きや寛ぎのある空間を作ります。
- 無垢材に比べて価格が安い
- 無垢材と見た目はほぼ同じ
- 経年変化が少ない
- 無垢材に比べると木の肌触りが落ちる
- 傷つきやすく、傷がつくとベニヤが見えてしまう
- 通常の天井クロスに比べると価格が高い
③木目調のシート
表面に木目のデザインを施したシートです。
本物の木は使用しませんが、安く天井を木目調にすることができます。
- 価格が安い
- 見た目が安っぽく見えることがある
- シートに浮き・剥がれが起きやすい
おすすめは突板仕上げか木目調シート
天井を木質なナチュラルな感じに仕上げたい場合、個人的なおすすめは突板仕上げです。
理由は、無垢材に劣らない見た目と無垢材よりも安いためです。
天井なので肌触りの違いは気にならないですし、床のように何かものを落としたりして傷つくこともないので突板のデメリットをそこまで感じさせないのもおすすめする理由です。
【コスパ最強】予算を抑えるなら木目調クロスでもOK
とはいえ、お金をかけずに木目調の天井にできるというメリットは大きいので予算をあまりかけられない場合は木目調クロスにするのもありです。
木目調クロスだと質感が劣って安っぽく見えてしまうのかな?と思っていましたが、インスタなどで調べると木目調クロスでも十分綺麗に仕上がっているのをよく見かけます。
なので、天井にあまり予算はかけれない人は木目調クロスを採用してみてはいかがでしょうか?
とによってクロスが浮いたり、剥がれたりするというわけです。
木目調クロスは白色クロスと比べて、剥がれると目立ちますし天井なので貼り直すのもDIY
天井を木目にするときの注意点
天井を木目に仕上げるときの注意点について解説します。
天井は色が暗く見える
天井は光が当たらないので実際に天井に貼るとサンプルでみたよりも色が暗く見えることがあります。
なので選ぶ時は大きめのサンプルを上からではなく、下から覗き込むようにして選ぶと実際に完成したときのイメージと近い印象になります。
床材の色と合わせる
木目のデザインを選ぶときは床材の色と合わせると部屋に統一感が出ます。
逆に床材と色がかけ離れているとチグハグな印象を与えてしまうので注意しましょう。
安さで選ばないこと
天井は床や壁と同じく部屋の中でも占める面積が大きく、部屋のイメージに大きく影響を与えます。
コストを抑えることはもちろん大事ですが、価格の安さだけで選んでしまうとせっかくの注文住宅が安っぽく見えてしまい、後で後悔してしまうことになります。
安いものは安いなりの理由があります。
家づくりノートを作って後悔しない注文住宅を建てよう!
注文住宅で後悔する一番の原因は、ハウスメーカーの営業担当者にあなたの理想の家のイメージがきちんと伝わっていないことによってあなたの理想とかけ離れた家が完成することです。
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家づくりノートの作り方はこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 天井化粧材の種類は、無垢材、木質の突板、木目調シートの3種類
- 無垢材に劣らない見た目と導入コストの安さから木質の突板がおすすめ
- 天井は色が暗く見えるので、大きめのサンプルを下から覗き込むようにして選ぶ
- 床材の色やデザインと合わせると部屋に統一感が出る
- 安さだけで選ぶと後悔する
- 後悔しない注文住宅を建てるなら家づくりノートを必ず作るべき!
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