注文住宅を建てるとき、最初の設計段階ではトイレに窓がついているのが一般的です。
しかし、間取りや予算の都合上トイレを窓なしにするか悩む人も多いと言われています。
本記事では、こんな疑問に答えます。
これから家づくりを始める人に役立つ内容なので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
トイレに窓をつける3つのメリット
トイレに窓をつけるメリットは次の3つです。
- 昼間は電気をつけないで使用できる
- 窓を開けて換気ができる
- 閉塞感がなくなる
昼間は電気をつけないで使用できる
トイレに窓があれば、昼間は明るく電気をつけずにトイレを使用することができます。
非常に微々たる金額ですが、電気をつけない分電気代も節約できます。
窓を開けて換気ができる
トイレの中が臭う場合や掃除をするときに窓を開けることで換気ができます。
閉塞感がなくなる
トイレは狭く閉塞感がありますが、窓をつける事によって閉塞感が緩和されて空間が広く感じられるようになります。
トイレに窓をつける5つのデメリット
トイレに窓をつけるデメリットは次の5つです。
- 窓をつける費用がかかる
- 窓掃除をしなければならない
- 断熱性が低下する
- 防犯性が低下する
- 紫外線が入り壁紙が日焼けする
窓をつける費用がかかる
トイレに窓をつける場合、窓を設置する費用がかかります。
窓の種類にもよりますが、一般的に新築時に窓を取り付けるにはおよそ25万円くらいかかります。
「窓って意外と高いんですよ!」
窓掃除をしなければならない
窓を設置すると、どうしても窓やサッシが汚れるため窓掃除をしなければいけません。この掃除が面倒なんですよね。
断熱性が低下する
窓は壁に比べてどうしても断熱性が劣ります。そのため、夏や暑く、冬は寒くなってしまいます。
防犯性が低下する
空き巣の侵入経路の約6割は窓からと言われており、窓を設置すればそれだけ空き巣の侵入経路を増やし防犯性が低下します。
しかも、トイレの窓は鍵を閉め忘れやすいので注意が必要です。
紫外線が入り壁紙が日焼けする
窓を設置すれば、昼間は明かりが取れる反面、紫外線も入ってくるため長く家に住んでいると気づくとトイレの壁紙が日焼けして黄ばんでしまい清潔感がなくなってしまうこともあります。
トイレは窓なしでも後悔しない
ここまでトイレに窓をつけるメリットとデメリットを紹介しました。
それを踏まえて、トイレに窓は必要でしょうか?
結論、トイレに窓は不要というのが私の考えです。
明らかにメリットに比べてデメリットの方が大きいですよね。
なので、我が家は最初はトイレに窓をつける設計だったのですが、建築費用を抑えるために2階トイレの窓を無くしました。
本当は1階トイレの窓もなくしたかったのですが、昼間に来客があった時のことを考えて印象重視で1階トイレには窓をつけました。
窓をつけることで節約できる電気代は年間400円程度
となるため非常に微々たる電気代しか節約できません。
明らかに窓の設置費用の方が高いことがわかります。
我が家は2階のトイレは窓なしですが後悔していません。
事実、最近は窓なしのトイレを採用している人が増えてきているようです。
まとめ
今回はトイレに窓を設置するメリット、デメリットについて紹介しました。
- トイレに窓を設置するメリットは、「昼間は電気をつけずに使用できる」「換気ができる」「閉塞感がなくなる」
- トイレに窓を設置するデメリットは、「設置費用がかかる」「窓掃除をしなければならない」「断熱性が下がる」「防犯性が下がる」「紫外線が入り壁紙が日焼けする」
- 窓をつけて節約できる電気代は微々たるもので設置費用の方が圧倒的に高い
- 結論、トイレに窓がなくても後悔しない
【悲報】注文住宅で後悔している人がいる事実
注文住宅は人生で一番高い買い物です。
しかし、せっかく家を建てたのに「こんなはずじゃなかった」と後悔している人がいるのも事実です。
この疑問を解決するために、僕の持っている知識とノウハウをすべてこの記事に集約しました。
これから家づくりを始める人だけでなく、現在家づくりを始めている人にとって必ず役立つので、お時間があるときに読んでみてください。
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