こんにちは、きくちゃんです。
ハウスメーカーは、これから一生住み続けるあなたの大切な家を一緒に作っていくパートナーです。
世の中にはたくさんのハウスメーカーがありますが、その中からたった1社を選んで契約を結ばなくてはいけません。
たくさんの会社を比較して「この会社なら、自分たちの理想の家が建てられるはず!」と思って選んだはずなのに
というように、ハウスメーカー選びで後悔している人も少なくないようです。
この記事ではこんな疑問を解決します。
これから家づくりを始める人にとって非常に役立つのでぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
やめた方がいいハウスメーカーの特徴 BEST5
人によって、ハウスメーカー選びの基準は異なるので一概に「このハウスメーカーが良くて、このハウスメーカーはダメ」と言い切ることはできません。
私にとって良くても、この記事を読んでいるあなたにとってはダメという可能性も十分あり得るので、私の体験談から、やめた方がいいハウスメーカーの特徴を紹介します。
もし、同じような特徴のハウスメーカーにあたったときは注意してくださいね。
それでは、やめた方がいいハウスメーカーの特徴を5つ紹介していきます。
- 契約を執拗に迫ってくる
- あなたの要望に耳を傾けず、あなたの時間を奪う。
- 不誠実な対応をする
- 他社の悪口を言う
- 財務状況が良くない
結論から言うと、こんなハウスメーカーで家を建てるのはやめた方がいいでしょう。
以下で、それぞれ詳しく解説していきます。
契約を執拗に迫ってくる
今日契約してもらえたら、特別に値引きさせていただきます!
今月は決算月だから安くできますよ!
今契約してもらった方が絶対にお得です!
という営業トークを駆使して、執拗に契約を迫ってくるハウスメーカーには注意した方がいいでしょう。
あなたのことよりも、会社の営業成績やノルマに追われていて、自分の利益を第一に考えていることが多いからです。
自分の利益だけを追求していて、お客様のことはその次。顧客ファーストじゃない会社と理想の家づくりはできないと私は思います。
実は、私も某ハウスメーカーからこんな提案を受けました。
実は弊社の坪単価は年々上がってきていまして。近々値上げするかもしれないんです。
きくちゃん様は土地探しからのスタートですし、良い土地がすぐに見つかるとは限りません。
今、仮契約しておけば、値上げ前の値段で安く家を建てることができます!
間取りや住宅設備の変更は、後からいくらでも可能なので、今契約しておく方が得策です!
こんな提案をされたらどうでしょうか?
確かに、当時はウッドショックの影響で値上げが噂されていた時期でしたし、ハウスメーカーの坪単価が年々上昇していることも知っていました。
うかうかしてたら、今よりも金額が上がってしまうかもしれない。
このハウスメーカーだって元々興味があったところだし、悪くない。
いっそのこと、今契約してしまおうか。
焦りと勢いで契約してしまいそうになりませんか?
もしかすると、私たちのことを思っての提案だったのかもしれませんが、当時の私は信用できず契約しませんでした。
あなたの要望に耳を傾けず、あなたの時間を奪う。
私たちの要望を聞かず、一方的に会社の都合を押し付けるハウスメーカーもありました。
某大手ハウスメーカーの営業さんとの商談していたときの話です。
私は、そのハウスメーカーで家を建てた友人がいて、その家に遊びに行ったことがありました。デザインや性能はもちろん、アフターフォローも良いと聞いていたので、契約するかとても迷っていたハウスメーカーの一つでした。
しかし、私はそのハウスメーカーの営業マンと、どうしても相性が合わず、契約には至りませんでした。
最初にお伝えしておきますが、私の担当となった、この営業マンはとても優秀でした。
明るくハキハキ話す、会話のテンポも良く、質問に対する答えも的確。
FPや一級建築士の資格を持っていて専門性が高く、見た目もスマート!
「この人となら、理想の家づくりができる!」そう確信していました。
では、どこに問題があったのでしょうか?
それは、その営業マンが私たちの要望に一切耳を傾けず、とにかく押しが強いのです。
何度やめてほしいと言っても、家をZEH(ゼロ・エネルギー住宅)で見積を出してくるのです。

ZEHのメリットは知っていましたが、ZEH対応には6kwの太陽光発電、高効率エアコン(要するにちょっと高いエアコン)が必要で、費用が200万円程アップしてしまいます。
そうなると、どうしても私たちの予算をオーバーすることに・・・
ZEHにすると省エネで光熱費が抑えられますし、断熱性能も高まります!
ZEHにすれば補助金が出るかもしれません!
予算オーバーなのでZEH仕様をやめたいと何度言っても同じやり取りの繰り返し。
時間の無駄でした。
仮に補助金が出たとしても、予算オーバーであることに変わりはないにも関わらず、とにかくZEHをゴリ押ししてくるのです。
その頃から、私たちの要望に耳を傾けてくれないハウスメーカーにお願いして大丈夫なのか?と疑念を抱くようになり、お断りすることにしました。
不誠実な対応をする
家づくりにおいて、あなたのパートナーであるハウスメーカー。
家づくりに限った話ではないですが、パートナーには誠意を求めたいですよね。もちろん、こちらも誠意のある対応をすることが大前提ですが。
しかし、中には不誠実な対応をするハウスメーカーがあります。
厳密にはハウスメーカーというよりは、営業マンのスキル不足によるところもあるかもしれませんが・・・
具体的には
- 連絡すると言ったのに一向に連絡してこない
- 約束の期日を守らない
- 嘘をつく
- 間違っていても、過ちを認めない
このような行為は誠実な対応とは言えませんよね。
不誠実なハウスメーカーはいざという時に、問題から逃げてきちんと対処してくれなかったりするのでやめておいた方がいいでしょう。
連絡をこまめにくれたり、約束をきちんと守って、期日までにしっかりと仕事をやってくれる。当たり前かもしれませんが、そういった誠実な対応をしてくれる方がお互い信頼関係が築けていいですよね!
他社の悪口を言う
他社の悪口を言うようなハウスメーカーははっきり言って論外です。
しかし、ハウスメーカーを検討していた当時、こういうハウスメーカーがかなり実在することに当時の私はかなり驚きました。
実際にあったやりとりがこちら↓
営業マン「他はどこのハウスメーカーを検討されてるんですか?」
私 「他にはA社とB社を検討しています。」
営業マン「A社は見積書がぼったくりですよ。B社は〇〇が強いとか言ってますけどね、実際は大したことないですよ。その点うちは〜〜〜」
と私と妻の目の前で、他社の悪口を言い始めたのです。
事実かどうかは一旦置いておいて、他社を陥れる営業は会社としてどうなの?と思いました。
相手のいないところで、悪口を言う行為は最悪です。家づくりのパートナーとしては相応しくないのでやめておくことを強く勧めます。
財務状況が良くない
財務状況が良くないハウスメーカーは倒産するリスクがあります。
ハウスメーカーが倒産してしまったら元も子もありません。
- 支払ったお金が返金されない
- アフターフォローが受けられない
- 困ったときに相談する人がいない
こんなことにならないように、財務状況が良くないハウスメーカーはやめた方がいいでしょう。
ちなみに、財務状況は株式を上場している大手ハウスメーカーであれば、自社の財務諸表を公表しているので調べることができます。
一般的には自己資本比率が40%以上であれば健全な財務状況と言われています。
ですが、株式を上場していないハウスメーカーも多々あるので、その場合は周囲の評判や営業マンにそれとなく聞くなどして倒産リスクがないか確認することを強くおすすめします。
ハウスメーカーを選ぶ時の注意点
ここでは、ハウスメーカーを選ぶときの注意点を3つ紹介します。
結論から言うと、注意点はこちら
- 坪単価記事はアテにならない
- キャンペーンや値引きだけで決めない
- 知名度で決めない
坪単価記事はアテにならない
ハウスメーカーを選ぶときに坪単価は気になりますよね。
私もいろんなハウスメーカーの坪単価を調べて、参考にしていました。
しかし、実際に積水ハウスで家を建てた今感じるのは、「坪単価記事の情報は全くアテにならない」ということ。
なぜなら、坪単価はハウスメーカーで決まるものではなく、どんな家を建てるかで決まるからです。
つまり、坪単価が高いと言われる大手ハウスメーカーでもローコストハウスメーカーと同じ部材を使って家を立てれば坪単価は同じくらいになるんです。
ただし、大手ハウスメーカーで家を建てたいと考える施主は、コストよりも品質を重視する傾向が高く(当然、コストも重視しますが)、高品質な家を建てるには材料や設備の品質が総じて高くなります。
世帯年収が高めの人が家を建てる大手ハウスメーカーの坪単価が他社と比較して高くなるのは自然のことなので、坪単価だけで選ぶのはあまり意味がありません。
では、なぜこんなにも坪単価の記事が出回っているのでしょうか?
理由は3つあると思います。
- みんなお金のことは気になって仕方がなく、坪単価を検索して調べようとする。
- 記事を書く人は、坪単価記事を書けば多くの人に見てもらえるから坪単価の記事を書く
- 結果的に、意味のない坪単価の情報がネット上に溢れる
このような構図になっているんだと思います。
しかし、坪単価という数字はあなたの家づくりにおいてはそこまで役に立たないということを覚えておいてください。
なので、坪単価という情報だけでハウスメーカーを選ぶのはやめましょう!
キャンペーンや値引き率だけで決めない
キャンペーンや値引率だけで決めるのもおすすめしません。
前にも言いましたが
- 今日契約してもらえたら、特別に値引きさせていただきます!
- 今月は決算月だから安くできますよ
- 今契約してもらえたら、オプションの〇〇を無料にします!
と言った営業トークに流されて契約してしまわないようにしましょう。
正直、この営業トークのほとんどは「嘘」です。
どのハウスメーカーもキャンペーンは定期的に実施しているので、今しかないということはあり得ないからです。
早く契約を取りたい営業マンの常套句に惑わされないように気をつけましょう。
知名度で決めない
ハウスメーカーの中には、テレビCMをたくさん流して知名度向上を狙っている会社もあります。
しかし、知名度が高いからといっていい家ができるわけではありません。
どのハウスメーカーにも長所と短所がありますし、営業担当者によっても家の出来栄えが異なってきます。
色んな会社を比較検討して、最終的に知名度が高いハウスメーカーになるのはOKですが、後悔しないためには自分の目でしっかりと見極めて決めることが重要です。
ハウスメーカーを選ぶ時にやるべきこと
ここまで、ハウスメーカーを選ぶ時に注意することを紹介しました。
では、ハウスメーカー選びで後悔しないためにやるべきことを具体的に紹介します。
ハウスメーカーを選ぶ時には次の2つのことを必ずやってください
- 家づくりノートを作る
- 複数社を比較検討する
家づくりノートを作る

ハウスメーカーを選ぶ時には家づくりノートを作りましょう。
私たちが家づくりで失敗しなかった一番の理由は、家づくりノートを作ったからと言っても過言ではありません。
ハウスメーカー選びで後悔しないためには、あなたの理想の家のイメージを営業担当者と共有することが大切です。
家づくりノートを作るメリットとしては
このように家づくりノートを使ってハウスメーカーと打ち合わせをすれば、自分達の理想の家が、
- どこのハウスメーカーだったら建てられるのか
- いくらで建てられるのか
ということがわかります。
なので、注文住宅を建てる人は家づくりノートを必ず作ってください。
誰でも無料で簡単に作れますし、必ず役に立ちます。
家づくりノートの作り方はこちらの記事で詳しく解説しています。

複数社を比較検討する

ハウスメーカーを選ぶ時は、1社決めうちではなく必ず複数社を検討して相見積もりを取りましょう。
複数社検討することで、価格競争させるだけでなく、どのハウスメーカーが自分達にとって一番あっているか吟味することも重要です。
実際、ハウスメーカーとしては一流だったとしても、担当になる営業マンとの相性が合わなかったりすることもあるので必ず複数社検討することを強くおすすめします。
まずは無料で使える資料請求から始めてみましょう!
複数社検討すべきとはいうものの、実際に全てのハウスメーカーと打ち合わせをするのは、多大な労力と時間がかかります。
小さな子供がいる家庭だと打ち合わせ中に子供が大人しくしてくれるわけではないので、ハウスメーカーの比較検討に費やせる時間は限られています。
なので、まず最初は幅広く検討するために無料の資料請求がおすすめです。
手順としては
- 資料請求して気になるハウスメーカーを3社くらいに絞る
- 気になるハウスメーカーの営業担当者と直接会って話を聞いてみる
- 最終的に1社に絞る
個人的にこの手順が一番効率的にできるのでおすすめです。
資料請求サービスとしては、ライフルホームズやスーモなど様々なサービスが存在するので好みのサービスを使っていただければOKです。
個人的なおすすめサービスの使い方や私が実際に使ってみたレビューをこちらで紹介しています。

まとめ
今回はやめた方がいいハウスメーカーの特徴を紹介しました。
- 契約を執拗に迫ってくる
- あなたの要望に耳を傾けず、あなたの時間を奪う。
- 不誠実な対応をする
- 他社の悪口を言う
- 財務状況が良くない
家の出来はハウスメーカー選びで決まると言っても過言ではありません。
焦りやその場の勢いで選んでしまうと、後で取り返しのつかないことになります。
もし、あなたが検討しているハウスメーカーが今回の紹介した特徴に当てはまった場合は注意してくださいね。
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