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リビング階段が寒いはウソ?実際に住んでみた感想と寒さ対策4選

リビング階段アイキャッチ
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デザイン性が高く、家族のコミュニケーションがとりやすいという理由で最近人気の間取りとなっているリビング階段
リビング階段にしたいけど、こんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?

リビング階段は寒いって聞くけど本当?
寒さ対策は何をすればいいの?
結局のところ実際に住んでみるとどうなの?

今回はこんな疑問について、実際にリビング階段を採用して住んでみた私が自身の経験を踏まえて答えます。

これから家を建てる人にとって役に立つので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
それではやっていきましょう。

リビング階段とは?

リビング階段実例
我が家のリビング階段

リビング階段とは、2階へ上がる階段が廊下ではなくリビングに設置されている間取りのこと。

階段の上り下りの際に必ずリビングを通るので、家族のコミュニケーションが取りやすいという理由で人気の間取りです。

まぁ、家族のコミュニケーションはリビング階段じゃなくてもとれるし、逆にリビング階段じゃないとコミュニケーションがとれない家族ってどうなの?という指摘があるのはごもっともなんですが。。。

・リビング階段の方がおしゃれでデザイン性が高そう
・少しでも家族のコミュニケーションが活発になるならいいかな

という理由で我が家はリビング階段にしました。

子供の思春期や反抗期のことは考えても仕方ないので、自分達が今良いと思ったモノをそのまま採用した感じですね。

リビング階段は寒いと言われる理由

リビング階段は廊下階段に比べて冬場は寒いと言われています。
なぜ、リビング階段は寒いと言われているのかというと空気の性質が関係しています。

空気は暖めると軽くなって上へ行き、逆に冷えた空気は重くなって下に行く性質があり、リビング階段はエアコンで温めた空気が階段を通じて2階へ移動してしまうため、クローズなリビングと比べて寒くなるという理屈です。

実際に住んでみた感想

では、実際にリビング階段は冬寒いのか?というと

「よくわかりません。」←わからんのかい!!

というのも

  • リビング階段かどうかに関わらずそもそも冬は寒い
  • リビング階段じゃない家と数字で比較できない
  • 断熱性が高いので寒さを感じにくい家になっている

などなど単純に比較できないのでよくわからないというのが正直な感想です。

とはいえ、私の感覚では暖房器具をつけなければ前に住んでいたアパート暮らしの時とそこまで変わらないかなと思います。

もちろん、超ローコストハウスメーカーで価格を抑えた断熱性の低い家の場合はこの限りではありませんが、最近の断熱性の高いハウスメーカーであればリビング階段にしたからといって極端に寒くなることはありませんので安心してください。

リビング階段の寒さ対策

では、リビング階段の寒さ対策としてはどのようなものがあるのでしょうか?
寒さ対策としては次のような方法が一般的です。

  • 床暖房を付けて空気を下から暖める
  • 建物の断熱性、機密性を高める
  • 空気の通り道を塞ぐ
  • 空気を循環させる

床暖房で足元を暖める

床暖房による寒さ対策は上部が吹き抜けのオープンなリビング階段でよく使われる対策です。
寒さは足元からくるという言葉もあるくらいなので、我が家も床暖房を入れました。

床暖房を今まで使ったことがなかったのですが、これがめちゃくちゃ暖かいんです!
真冬じゃなければ床暖房だけで過ごせますし、エアコンと比べて空気が乾燥しないので室内で快適に過ごすことができるという発見がありました。

初期費用が高いというデメリットはありますが、床暖房は健康面でも優れた暖房器具なのでおすすめです。

建物の断熱性、機密性を高める

断熱性の低い家は冬の冷たい外気の影響を受けやすく、部屋の室温な壁や床などの表面温度が低くなり寒い家になってしまいます。

また、機密性が低いとせっかく暖めた空気が隙間から家の外へ逃げてしまうので、冬を快適に過ごすには建物の断熱性と機密性を高めるのが効果的です。

建物の断熱性や機密性を高めるには?

建物の断熱性、機密性を高めるには、窓を少なくすることです。
マンションやアパートの場合トイレやお風呂には窓がないことが多いですよね。
窓をなくせば、

  • 空気の逃げ道を減らして断熱性、機密性が高まること
  • 費用も節約できる
  • 掃除の手間も省ける

といいことづくめなのでこちらもおすすめです。

我が家もトイレと風呂に窓はありません。

空気の通り道を塞ぐ

我が家は構造上できませんが、階段の手前にロールスクリーンや扉をつけて空気の通り道を塞ぐことで暖めた空気が逃げないようにする方法も効果的です。

ただし、我が家のように上部が吹き抜けになっているオープンなリビング階段ではこの方法は使えないので注意してください。

空気を循環させる

空気を暖めると上に移動しますが、サーキュレーターなどを使って部屋中の空気を循環させることで部屋を均一に暖めることができます。

サーキュレーターを数千円で購入できるのでとりあえず寒さ対策をしたいという場合におすすめです。

リビング階段はやめた方がいいのか?

この記事をここまで読んでくださっている方は、リビング階段に少なからず興味があるけど、寒いという噂も聞いて迷っている状況の人が多いのではないでしょうか?

私は、断熱性が高い家ならリビング階段にしてもよいと思います。

というのも、リビング階段が寒いと言われていたのって今よりも家の断熱性が低い昔の話が現在まで伝わっていると思うんですよね。

ハウスメーカーの営業マンも言っていましたが、一昔前と比べて現在では家の断熱性は格段に向上しています。
その結果、昔は寒くて避けられてきたリビング階段に人気が出てきたのではないでしょうか?

むしろ、リビング階段にしたいと思っているのであれば、下手に妥協して後から後悔することを避けるべきです。

結局、寒くてもエアコンやヒーターをつければなんとかなるので、今やりたいのであればやってみるのがいいと思いますよ。

断熱性については、ハウスメーカーの営業マンや設計士に聞いてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回はリビング階段の寒さ対策について紹介しました。
結論、断熱性が高い家であればリビング階段にしても良いと思いますし、やりたいことを諦めて後で後悔することは避けるべきです。

この記事の内容を踏まえて、改めて夫婦で話し合って決めてもらえると嬉しいです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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これから家づくりを始める人だけでなく、現在家づくりを始めている人にとって必ず役立つので、お時間があるときに読んでみてください。

ABOUT ME
きくちゃん
大阪で情報通信関係の会社で働く32歳のサラリーマン。 「持ち家よりも賃貸派」→「長女誕生をきっかけに家を買うことを決意」するも、住宅知識ゼロで危機感を抱き独学で猛勉強。 家を買うこと経験して得た知識をこれから家を建てる人にとって少しでも役に立てればいいな思いこのブログを立ち上げました。
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